3月7日(月)-3月9日(火) ゆうちゃんは 精神的にもう限界。
夕方、ゆうちゃんが通路にいたと報告が入る。
ゆうちゃんがもう精神的に限界にきているので
この夜、通路に向かう前に、
家の子にご縁をいただいたサイトオーナーのKさんに電話をして
捕獲のことを相談させていただく。
無理だと思っても、たとえ時間はかかっても
あきらめない限り、絶対に入ってくれる時がくるとのこと。
離れたところで、できるだけ気配を消してじっと待つこと・・・。
taratara さんにも電話で状況を話してから、通路に向かう。
22:20-23:15
ゆうちゃんは、待ち構えているようで
通路に近づくと、足音を聞きつけて
走って来て、大きな声で ミャーミャー泣き続ける。
大急ぎでご飯を置く。

おとうさん、怪我をしていなくてよかった。
食べ始めたと思ったら、またゆうちゃんにとられてしまう。

昨日、おとうさんは少ししか食べられなかったので
あの子が来る前に、しっかり食べてほしいのに、やっぱり後ろで待っている。

おとうさんは、あの子が来ないか見張ってるのかも。

僕、寂しいの!
僕、可哀想なの!
みんなどっかに行ってしまったの・・・
だから、ご飯は 全部 僕が食べるの!
お父さんのせいでこんなになってしまったの。
と訴えているみたいに感じる。
お父さんは、八つ当たりされて、困っているようで
後ろに下がって、健気に、じっと待っている。

ご飯の位置を少し変えてみる。

いつまでも、自分だけが食べ続けようとする。

やっと おとうさんが食べられたと思ったら

また ゆうちゃんが。

ゆうちゃんが、やっと食べ終わって、通路の奥のいつもの換気扇の所に戻ったので
おとうさんに 追加の分を入れて 食べ始めると

少ししてまた、ゆうちゃんが戻ってきて
僕が食べるの! というように、おとうさんにパンチをして後ろに追いやる。


温厚で、いつも、みんなの後から遠慮して食べていたお父さんが
2匹だけになってから、
何度も飛びかかられて、
初めて シャーと言うのを見た。
ふたりとも男の子。
ここからいなくなってしまう前に、1日も早く家に入れたい。
通路の前にいる間、ゆうちゃんは、通路の奥に戻らず、
鉄門の所で、訴えるように
私の顔を見ながら、泣き続けていた。
ふたりそろって、早く家に来るんやで!
ここから動いたらあかんよ。明日も絶対にここにいてや
と繰り返し話しかけてから、
泣き続けるゆうちゃんが気になりながら通路から離れた。
ゆうちゃんは、本当に、もう限界にきている。
捕獲は、2月に4匹の捕獲に成功した時、
居酒屋さんがお休みで奥の通路が暗かったことを考えて
同じ状況になるお休みの水曜日に
(京都どうぶつあいごの会のKさんの話される声が大きいこと、
捕獲できなかった時の捕獲料が支払った直後に値段が下がって悔しかったこともあり)
Sさんと2人で頑張ることにした。
3月8日(火)
やっぱり 通路に近づくと、ゆうちゃんが泣き始める。
ものすごく大きな声が通路に響く。
22:35-23:15
今晩のご飯は、以前の大きめのトレイに、少し離して 2つに分けて入れてみたけれど
やっぱり ゆうちゃんが。

置く場所を変えてみても、やっぱり ゆうちゃんが ひとりで食べる。

小さい方のタッパーにも入れて、少し奥に置いてみると、ゆうちゃんが食べに行く。

おとうさんが振り返ると、またあの猫さんが来たのかと思ってドキッとする。



やっとおとうさんの食べる番。 後ろ(通路の奥)が気になる?


またすぐに ゆうちゃんが来る。




おとうさんも食べて

一度、一緒に奥に帰っていく。

奥で光っているのは おとうさんの眼。
もう一度 おとうさん。


ゆうちゃんも戻ってきた。いらいらしているようで落ち着きなく、泣きながら通路を行ったり来たりしている。




ゆうちゃんは 今夜も、何度も鉄門の所に戻ってきて、訴えるように泣き続ける。

おとうさんが こちらを見ている。
ふたりとも もっと欲しそうにしていたけれど、
明日は捕獲なので、これ以上の追加はせずにおいた。
明日、捕獲器に入ってくれるように祈るしかない。
できれば、ふたり揃って、通路から脱出させたい。
帰宅後も、なんとかキャリーで保護できないか と考え続ける。